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2021.5.20

春のおたのしみ会

 5月12日(水)に「春のおたのしみ会」がありました。

 今年は「地域の方に触れ、日本の文化を知る」ことを目的に、長岡に伝わる「瞽女唄(ごぜうた)」を広める活動を行っている「越後瞽女唄・才蔵’s」のお二人にお越しいただきました。

また、今回初めての試みとして、「グループホームざおう」のみなさんにも、リモートで一緒に楽しんでいただきました。

瞽女唄とは・・・

 「瞽女」とは、目の見えない女性がつく職業のひとつで、昭和の中頃まで活躍していました。旅をしながら村をまわり、三味線を弾き、唄を歌って人々を楽しませてきました。家々を回って唄を歌い、家の人が一握りのお米を袋の中にいれてくれます。これを「門付け」といいます。いただいたお米をお米屋さんなどで買ってもらい、それで生計を立てていました。

門付けの様子

 旅姿に扮した才蔵’sのお二人と職員で、当時のごぜさんたちの歩く姿を再現しました。唄と三味線の音に「何が始まるんだろう・・・?」と興味津々の子どもたちでした。

瞽女唄を聴いてみよう・唄ってみよう

 昔から伝わる長い物語やその時代の流行歌なども取り入れ、瞽女節にして歌います。今日は「小原節」(民謡)、「三河万才」(瞽女万才)などを披露していただきました。

はばたき組は、数日前に「三河万才」に出てくる文句を練習し、この日、才蔵’sのお二人と一緒に、元気よく歌いました。

ありがとうございました

 瞽女唄を、見て、聴いて、唄って、長岡に伝わる文化に楽しく触れる貴重な機会となりました。